これを読んだら、愛知県が全部判る。
今、正に再開発が始まろうとしている、2027年の、リニア中央新幹線の開業に向かう
名古屋駅西口の1軒の喫茶店を舞台に、身近に起こる内輪な問題解決に、奔走する
名大医学部学生と、その親族と、店に来る常連客の笑える話。
↑ (これ、めいだい、読むねんで)なだいとか、思ってしもてる人、
間違ごーてるよ。
これね、実は、第2巻目の作品やねん、当然ながら、1作目も読んでんねんけど
本棚のどこかにあるはずやねんけど、見当たらへんから・・
写メでは、新しい2巻目だけの出展に、成ってしもた。
1巻目から、名古屋グルメも、名古屋人の習慣も、それと、方言もね、満載です。
僕も、土着、愛知県民なんで、もう、ここに書かれてる史実は、全く一緒。
名古屋と、一宮は、快速で、10分少々の地域差はあるけど、
同じ尾張地域で、ほぼ似たようなもん。喫茶店文化で、地域の人は、必ずご贔屓の
喫茶店があって、朝から入り浸ってる人も、ようさん居てはるしね。
昼飯、食ーてから帰りはんねん。
この話に出て来る喫茶店は、初代から続く、2代目の店主、ご夫婦に、息子、そして
大学から、名古屋に来て、居候してる主人公の孫が、織りなす人情劇で、それがまた
ええ話。
主人公さえ、巻き起こるエピソードに、感情移入させられて、育って行く感じやな。
今回の作品も、変わりゆく名古屋駅西を、希望と愁傷とが混ざった、エピソードが
満載や。
話の中で、「生せんべい」ってあるけど、皆さん知ってはるかいな?
ういろうを、薄ーく平ぺったーしたお菓子やねんけど、生八つ橋とは、ちゃうけど、
味は、ちょっと似てんねん、ニッキが入ったり、黒糖で甘くしたりしてるから。
最近、僕も食べへん様になってるけど、これ、半田のお菓子で、家康由来なんやて。
愛知県民の僕も、知らへんと、食べてたわ~。
そんな珍しいもんも、出て来るねんで。
どうや、読みたくなったやろ。是非、本屋の平積み、探してみて。
ところで、「あんた、なんで関西弁で、書いてるの?」
「愛知県を、捨ててるな!」云う、突っ込みは、厳しい指摘やけど。
「知らんぷり、しといて」どうせ、えせ関西弁やから。
名古屋弁も、喋れんねんで、一応。
「これよ~どえりゃ~おもしれーで、読んだってちょ。」どないです。ほんまやろ。