今日は、江の島にまつわる作品を。
ここにも、3度ほど行ってるけど、江ノ電の駅から、随分歩いて、海岸までたどり着いても
まだ、橋を渡らへんと行かれへん島。遠いな~、思った経験を、作品を読んで
改めて・・
野良猫が、闊歩してるなんて、とても思われへんやったけど。
作中にも、最近は少なくなったと書いてるけど、此処に住む猫と
そのお守役を、続けてる食堂を営む家族にまつわる物語。
物語は、猫もりとなった、それぞれの世代にまつわる、話が、1話として
書いてて、最初に、江の島を去る事に成ってしまう、猫もり少女が島を離れる
無念さが伝えられてる。
次は、おばあちゃんが、ねこもりやった幼少の頃の、出会いと、別れの話。
そして、その子供と、続き。
最後の話は、最初の話の主人公の「麻布」さんが、島を離れて
再び戻った時に、自分が暮らした、食堂の店での、感動的な出来事。
それと、帰って来た事を、実感させる、感動的な出来事。
このエンディングに、涙してしもた。
作者の、名取佐和子さん、「金曜日の本屋さん」も、読んでるけど。
この作品は、「あー良かった・良かったねー麻ちゃん」と、涙が流れる作品でした。
良い作品や、思います。名取さんに、感謝です。