1番目に話そう決めたんは、
太田紫織さんの「櫻子さんの下には、死体が埋まってる」にしました。
過去に、13巻、先月14巻目が発売されて、
すでに、テレビドラマ化もされて、そちらでは、この物語の敵である
「花房」なる人物は、設楽先生の教え子青葉さんってな話で、解決してしもてる
実際の物語は、まだ、「花房」なる敵の姿すら見えてへんのに・・
この物語は、北海道旭川が、舞台。
ライトノベルに限らず、小説の舞台と言えば、首都圏か、京都か。
言うくらいに、メジャーな、立地を選びがちな作者が多い中
太田さんは、北海道、しかも、札幌では無く、旭川に設定されてる
その立地の良さが、この作品には、断然必要なアイテムなんや、と、判る
主人公は、2人、九条家のお嬢様、「櫻子」さんと
其処に、入り浸った学生「高校生」館脇正太郎、家柄のええお嬢様が
らしからぬ、職業を生活の糧にしてはる、「骨格標本士」なる仕事で
なんと、彼が、九条家を訪れて、最初に目にするのが
動物の死体を、窯で煮詰める作業。
骨を、取り出して、元の形に復元すんのやね。
この標本の、元になる、動物の死骸を探す事が、これから始まる様々な事件に
関わって、さらには、「花房」なる、謎の敵に、目―を付けられる
展開となって行くねん。
ミステリーでもあり、櫻子さんを、好いてしまう、館脇君の姿やったり
描かれて、1話1話、物語になる、事件や、人の死について、
骨になる、「なぜ、死んだのか」検死みたな事かな、「声を聴く」って
なんかのドラマでも良くやってるけど。
事件の謎に迫るねん。
それが、この14巻目で、彼、館脇君が、次の進路を決める段階にまで来て
いよいよ、櫻子さんとの、別れの時が迫ってる、
まだ、解決してへん、謎の敵「花房」なる人物とは? と、言う所が
あと、数巻になるやろう、結末を知るんが、ほんま待ち遠しい。