本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

作品のタイトルが、めっちゃええやん。

「透明な夜の香り」

なんて、え~何、どんな香り?
夜って、酒の匂いとか、朝 回収されるごみ置き場の
生ごみの香りとか、そう云うマイナスのイメージや。
思っててん、僕には悪い方のボキャしか蓄積しか無いんかも?

でも、これは違った。全然違う。

透明な夜の香り

ジャンルは、サスペンスかもしれへん。
でも、僕はヒューマンな感想やし、ライフな心地のする
作品やった。
人には、何かしら特技云うか、才能までいかんでも
得意なジャンルの知識やったり、能力が有ったりする。
他の人より抜きに出てるかどうか? や、無くてね。
僕は、なんやろ? 子供のころから、本ばっか読んでたから
多少は、読んだ本の記憶が有って、題名でどんな物語やったか
思い出す事が出来る。(自慢)
{せやけど、ちょいちょいダブって買ってしまう}
「すぐに気づかへん記憶」

「匂い」に敏感な人と、そんな人を支える人の物語やねんけど
ちょっとスリリングな出来事や、
危ない人と接する事件みたいな話とか、
結構、話が突飛でおもろい。なんやけど、そんな出来事の中に
自分の才能の危うさや、支える者たちとの関係さえも
危うい感じの話の展開が、ちょっとわくわくする。

自分もそうやけど、集団の中で、目立つ人云うかね
ちょっと背の高い人みたいなんでも、そうやけど。
自分が凡人であるだけに、羨ましいとか、疎ましいとか
妬みに成る言うかね、偏見を持ってしまう事有るやん。
それが、自制が利かへんと、
「いじめ」とか「DV」みたいな事に、発展すんのやろけど
普通の人でも、ちょっと思ってしまったことが
相手に伝わってしまって、もうどないもならへん
修復できへん関係に成ってしまうんやろな。
それが、どんな関係の立ち位置でも、起こって
子供達の「いじめ」はその典型かもしれへん。
しかも、結末は「最悪」をもたらすケースが多いしね

せやけど、大人は、そんなんしたらあかんな。
ちゃんと、才のある人は、活かせる様にならへんと
持てへん者は、才のある人を支えやんと。
ええ世の中に成らへんな~思うわ。
エンディングは、ちょっとそんな未来を感じる
前向きな話で終わってた。

透明な夜の香り そやな~夜やから「葵い」香りかな?
なんのこっちゃ。やね。
それも、読んでみたら、分かってもらえる思うわ。
「同感や」言うーてくれる人が、居てたらな~。