テレビドラマ化もされ、綾瀬はるかさんが、主人公
こうなると、イメージが綾瀬さんに成るんか?
思いきや、読んでると、そうでもない。
やっぱり、前作の「遺言状」で作られた、自分のイメージに
何ら変わりなく、読んでたわ。
推理ドラマでは有るけど、前作同様、最後の所、どうなった?
までは、書ききらへん作者・新川さんの戦略。
今作は、事件も数も多くて、忙しい弁護士生活を
見せてて、作者ご自身も、女性の弁護士として
仕事されてるからなんか、実生活を見せてる感じが
この作品のええとこやね。
これは、僕の感想よりは、今、テレビで、ドラマやってるんで
観てくれた方が、分り易いやろから、是非見てね。
世の中で、「信用出来る人」言うのは、なんで判断するのが
正しいのやろ?
「悪い奴」言うのは、ほんまに、巧で、人を騙す事に躊躇いも
有らへん奴らの嘘をどないして見抜いて
どないして、自分を防衛したらええのやろ?
つい最近自分にそんな被害が遇ったから・・
引っ掛かった自分が、アホなだけなんやけど。
「オレオレ・・」では無いので、ご心配は無いです。
しかし、どうして、その才能を、もっと健全な能力として
使わないか?思うけどね。
騙す事に使ってる間は、常に、公に背いて生きる道しか
与えられへんのに?
それはともかく、作品は、面白いです。
是非、本屋の平積みで。