本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

木曜からの続編でした。

同じ喫茶店から始まり、同じ人達のまた違うお話。

京都と、東京と、シドニーにまでわたる人脈で、描かれる
チェーン・ストーリーの柔らかくて、華麗で、安らかな

「はんなり」した物語。

ココアで知り合う縁が、お抹茶にも引き継がれ過去から永遠に続く縁。

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月曜日の抹茶カフェ

人の繋がり言うのは、親子とか、兄弟とか、血縁見たいな繋がりは
分かりやすいし、普通は濃い繋がり、思ってるけど・・
それ以外の、友達とか、仕事仲間とか、サークルとか
ご近所とか、はたまた、ママ友? 誰かを介した知り合いって
そう言う関係の人ってのは、深くは無いのかも知れへん。
でも、居てるから安心で、生活の支えにも成って、

その人が、目標に成ったり、憧れになったりもする。

「これも、何かの縁」とは、よく言うけど。

みんなその輪の中に、納まってるんやないか?思うねん。

この青山さんの作品には、人の縁と、この和や、輪がもたらす

「希望」が、穏やかに、そして、はんなり艶やかに書かれてます。

 

この作は、月分け文節形式でしたけど、チェーン・ストーリーは
前作同様、読み易くて、直ぐに読んでしまえるのに
自分の中では、ゆっくりした時間が流れた感じがするねんで。

「癒し」とは、こんな感じの物ちゃうかな?

 

どうか、前作で、紹介した「木曜日はココアで」と、
一緒に買って、読んでみてください。

あなたに、ゆっくりした時間を、提供します。