僕は、この作品、初回本を、手にして読んでから、ド嵌まりしてしまって。
日本には、なんて愉快な作家さんが居てんやろ、思ったもんです。
どーか、色んな人に読んで欲しいと、事あるごとに、色んな場所で紹介してきました。
って、一読者が、このような話を読書好きでもない人に、
おこがましいし、迷惑思われたりしてんかも知れまへんが、
この作品、読んだら絶対読書の楽しさが伝わる思ってお薦めしてました。
友麻碧さんの、「かくりよの宿飯」最後の10巻目「あやかしお宿に帰りましょう」
現世から、唯一の親族お爺さんを亡くして絶望してた、女子大学生「葵」ちゃんが、
爺さんの残した幽世の世界での借金返済と、
この世界に生きる、妖鬼との口約束で、婚約させられて
爺さんの死を悲しんでる場合やなく、むしろ怨む展開か?思える
人生転機になって、そこから、自分の生きざまを、この別世界で見せつける
天性の才能と、強い心を、持って面妖な者たちに立ち向かう、何とも
アドベンチャーで、愉快で、グルメで、笑えて、スリリングで、ともかく
何でも有りの、この物語は、飽きる事の無い、面白さやねん。
10巻目で、いよいよ主人公「葵」ちゃんの下した決断は、妖鬼との結婚は・・って
答えが、出ました。
あとがきに、作者、友麻さんのコメントが書かれてますが、読者への謝辞より
僕は、この作品を、世に出してくれた、
作者、友麻さんに、感謝したい思いでいっぱいや。作者の作品を終わらせる云う事の
辛さ以上に、読者は、淋しい思いで、いっぱいや、せやけど、これもしゃーない
また、新しい作品を生み出して、世の中に届けてもらいたい思います。
どうか、僕のブログを読んでくださった皆さん、
本屋で手に取って見て下さい。絶対10巻読みたくなりますよ。
コミック本も、アニメーション化もされてる様やけど、僕は、文庫をお薦めします。