本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

マハさんの長編作品

文庫化、新作です。ハードカバーは、2019年かな?
上野・国立西洋美術館の60周年祭の前に発売されてる様です。

日本の未来の為に尽力した人達の物語。

僕は、原田マハさんに、司馬遼太郎を見た気分に成ったわ。

美しき愚か者達のタブロー

歴史の史実に基づいて、物語を、書けたなら・・・
司馬遼太郎さんの様に、作品が書けたら、僕も作家に成りたい
中学生の頃、マジで、そんな無謀な夢を抱いててんで。
でも、実際は、現実的な、親の意図する設計屋に成ってしもた。

原田さんは、それが実現できる人やった。凄すぎる。

 

どんな人生が、自分の本望なのか? 年老いて結果を見れば

違ったか、それで良かっんか、分かるけど。

まだ、還暦くらいでは、それも分からへん。

それが、大正・昭和と生きた人達は、どんなやったろか?

江戸から、明治を生きた人は、そりゃ~

明るい未来と、奔走した自分の生きざまは、「見事」と

思って生きてたやろ。

でも、途中に戦争を経験した人は、どうや?

波乱万丈で、夢破れ、刹那を生きた人が多いやろ。

憂き目を見た人でさえや、思うねん。
希望を夢見た事は、戦火に消えて幻に成ったやろ。

そんななか、フランスで、その夢を繋いだ人たちの

飛んだ話が、この物語です。

 

「挫折」なんて、簡単に言う~たらあかんな。

何を守った、何を努力した、自分はそれについて何の
役目を果たした。まずは、それを良く知ってから

言わんとな。 言われへん様なるけど。(#^.^#)
これを読んだら、是非、上野に行って見よう。
先日、増上寺には、行ってんけどね・・*1
上野は、ちと遠いな。(*'ω'*)

*1:+_+