本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

めっちゃええ話が 5話

上田健次さんの、この作品も三巻目
銀座に、レトロな洋館の文具店が有るのかどうか?
老舗なら、伊東屋さんかね? 何でもある店
昔、製図用品を、わざわざ買いに行った事も有るが
レトロな洋館とは程遠いビルやった思うけど。

そんな話はどうでもええねん、今作も、ええ話満載やわ~
四宝堂に来る、お客さんの内輪の話。

銀座「四宝堂」文房具店 Ⅲ

文房具ってのは、最近なら、100均でほぼ何でも揃う時代やし
ドラック・ストアーなんかでも、そこそこ品揃え有ったりする
わざわざ、文房具店に行かんでも、云うのを皆が思ってるん
ちゃうかな?

でもね、文具店で売ってる商品とは、品物がちゃうんねん
安物やねん。
例えば例を挙げると、「マッキー」って、インクペンが有るけど
外ずら変わらん、同じ商品思っても、細字を使うと
100均で買った方は、直ぐにインク切れんねん。
僕は、個人的に、太字の方は用無いねん、細い方で使いたい
そんな使い方を満たしたいなら、文具店で買わなあかん

専門的な道具欲しい人も、文具店や無かったら揃わんしね
東急ハンズなら、なんでも有るけど。あそこは文具店?
まま、こんな話もどうでもええな。

物語の中で、「野帳」ってな、ノートが出てくるねんけど
皆さんは、手帖とか、スケジュール帳とか
メモ帳なんかは、どないされてんのやろ?
僕は、直ぐに失くしてしまうから、もう何年も、デカいカレンダー
買って、日付の横に、予定とか「To DO」を、書き込んでんねん
後は、毎日開けるラップトップのアウトルックに
書き込んでて、それで、通知が出るようにしてんねんけど
(それでも、忘れてる事ある)
この物語では、ハンディーサイズの罫線ノートを
メモに使ったり、親子の連絡帳に使ったり、レシピメモとか
記憶帳にとかね、なんかそれがええねん。
人となりと、ノートの使い方のええ話が、描いてある。

 

文具って、我が家にもようさん有るけど、
有っても使わへんものも有るのに、なんでか?
ダブって買ってる物とか、同じ物ばっかようさん有るねん
なんやろな~、それでも勿体ない思わへんのが文具かな?
多少は、断捨離せんと、マジックとか、渇き切ってるかも?
あ~でも、万年筆は、大事に使ってるんよ

たまに硝子ペンで、描いたりもするから
インクポットから吸ってカートリッジに入れてんねん。
これは、お勧めやね。最近は、ほんまに色んな色の
インク有るからね。
色のコレクション、集めだしたら切り無いかも?

上田さんのこの作品、良かったら、本屋の平積み
探して見て下さい。ようさん積んでるから、分る思いますよ。

 

多分、3巻目の作品

すみません。2巻目を飛ばしてもーてる
読んでへんので、発売を見逃してた思います。

秋霖と黄金色の追憶

もう、記憶も薄いですが、1作目を紹介したときは
純粋な探偵物語やった思います。
松田優作さん主演のドラマ有りましたやん、あんな感じの
ゆる~い、謎解き。

せやけど、今作は、ちょっと恋愛色が濃い作品に成ってます
秋霖(あきながあめ)なんて、サブタイトルなんで
嬉しい話ではない、恋愛物語なんやけどね。
まま、ライトミステリーには、恋愛は付き物かも
知れへんね。

自分も転職で独立して、今が有るけど
初めから、個人事業主を目指す人って、なかなか居てへん
思うねん。
この物語の、主人公が支える探偵も、ちょっとした
経緯で、こうなった、云うのを描いてるねんけど
ま~独立がハッピーな経緯や無い人は、居てるよね
それを、どうとらえるかは別として。
それでも、めげずに仕事を続けられてる云うのは
強い意志も有るし、ちゃんと仕事が有る云うのと
才能?云う程や無いにしても、贔屓にされる能力が有る
言うことやね。
それが何で身に付いたか? 云うのも、理由が有って
本人は気付いてるかどうか?分からへんけど
(自分も含めて)
学んだ知識を、知らぬ間に活かせる様になってるんやな
自営業って不思議やけど。
誰も頼られへんから、なんでも自分でやらなあかんから
気づいたら、出来るように成ってる云う事が
ようさん有るねん。
この物語の探偵さんも、どうやら同じみたいや。

文庫作品やけど、ちょっと長めの作品で
読み応えあるし、内容もライトノベルらしい作品やで。
春休みは終わってるやろけど、暇が有れば
どうぞ、本屋で。
2巻目、どないしょ? 探すか。

三上作品の大ヒット作品

世の中に、作品を評価する賞が有るのに
この作品、三上さん自身も、今まで何故に、だれも評価せんのか?
どうにも納得いかん。

若し三上さんに投票できる、読者の賞が有るなら
この作品を、1番に上げたい

ビブリア古書堂の事件手帖・扉子たちと繋がれる道

この作品、主人公が栞子さんから、娘の扉子さんに代わって
4作目。
ですが、今回は、初めて栞子さんの母親 智恵子さんのエピソード
が物語に成ってます。
多分、読んでる人は、ここまで知っただけで、興味をそそられる
はずやから、もうこれ以上は、止めるわ。
この作品サブタイトルの「扉子さんと・・・」にある通り
親子三代に渡る、物語やで。
なので、エンディングか?思ったくらいやねん。
でもちゃうけどね、まだまだ、続くで~安心してや。

人にとって才能ってのは、持てる人と、持てへん人と
やっぱり居てるのか? と、無い人は、諦めの感覚として
有るやん。
でも、それは環境によるものが大きく締めて
また、その環境に馴染めてる人が、その中で育てられて
発揮するんが、才能かも知れへん? と、この作品読んでると
思うねん。三上さんは、それを意識してはるか
分からんけどね。
本に囲まれてると、本の物語だけや無くて
時代背景や、作者の生活、はたまた出版社や本の装丁までも
気に成る云うのは、本が好きな自分もそうかも?
思う時あるわ。
でも、それを違う形で発揮出来たら、才能やねんな。

うらやましい。

僕、これ、直木賞に値する思います。
選考委員の人、見て欲しい思うな~、

僕のブログ見た、言うーて
直木賞に成る事は、絶対ないやろけど。(笑)