本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

朝ドラ見続けてる友に

高畑瑞希さんやったかね~「暮らしの手帳」って、昭和を代表する、雑誌の編集者を

物語にした、ドラマ、やってたやん。

今日、ここに紹介するのは、もう一つの日本を代表する、雑誌、どっちも

女性の為に贈られる読み物やった、「主婦の友」を編纂した人達と、

女性の主筆になられた編集者さんの物語。

今も、雑誌に付録が付いてる物は、書店に並んでねんけど。

昭和も戦前に、雑誌に付録が付いてるなんて、贅沢で、読者をひきつけた事やろな~

思うわ~。

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彼方の友へ

付録の話も、面白いねんけど、

この物語、主筆に成られた、女性のある意味サクセス・ストーリーでも有るねんけど

福生活の幼少期から、父親の失踪で、どん底を見る人生から、這い上がって

編集者になるまでの、紆余曲折の物語も、有るし、その雑誌に載せてる、

作家たちの紆余曲折もあり、昭和の混乱した時代(戦争に突っ込んでいく日本)の

紆余曲折や、歪んだ社会に立ち向かう、編集者達と、読者にポリシーを貫く為の

紆余曲折も。

とにかく、波乱万丈さと、荒んだ世相。昭和の前半が、良く判る。

でも、ここで語られる、本質は、やっぱり、愛情、人を好きと思う事。

どんな関係で、存在でも、雑誌の題名そのもの「友」と呼ぶ、

読者への愛情「友ちゃん」

編纂に携わる人たちへの愛情、社の友。

それと、愛する人への愛情。「Dear  Sincereiy yours」この言葉は、印象的や。

無償の愛やで。

この作品、ノンフクションでは、無いんやろか? でも、こんな事実やったら

作者の、伊吹有喜さん、あなたに託された、皆の想いは、大きいやろなー。

「がんばれ!」僕も、友として、君を応援するよ。

「迷ったら万年筆を見よ!」かな (^O^)/