太田さんのこの作品も3作目や、思いますけど。
地元、愛知県の大都会名古屋を舞台にした物語。
地方を表現するものとしたら、「歌」や、「文芸」や
「名産品」それと、「食文化」等‥ いろいろあるけど
小説は、その諸々のものを、全部盛り込んで紹介できるんが
ええ思うねん。
それと、絶対的な印象を読み手に与えられる
「言葉(方言)」を、読み手に伝えられる。
地元の人でなくても、その言葉を知らんでも
物語の中に言葉が有るから、伝わんねん。
ドラマの映像に成っても、同じやね。
物語として、進行してるからや。
話の中に、名古屋の名所、地下街、飲食店、それに町の通り名も
東京も、大阪も、含めた三大都市、言うーても
実際は東京には、何処の都市やっておよそ及ばん。
せやけど、僕は県民として名古屋を誇れる。
良い街や、思う。観光するには、ちと寂しいけどね、「城で持つ」
言われるほどに。
この物語には、そんな名古屋人(愛知県民)の人情が
「名古屋の人は、こう言う人」みたいに描かれてる。
金持ってますから、余裕がある言うかな、そんな感じや。
戦後苦労しはって、今が有る言うかね。
そんな名古屋の人には、住んでる街に馴染んだ生活感言うかね
それは、日本全国同じかも知らんが??
他県から、寄ってきて集まった街とは違ういう事です。
「土着」です、言うって見れば。
是非、この物語で、名古屋を知ってくれたら、思います。
それでは、僕も、名古屋弁で。
「おみゃ~さん、いっぺん名古屋に、着てみや~、
どえりゃー美味ゃ~もん食わしたるに、ひつまぶししか
知らんだろ~、それだけじゃにゃ~ぞ。
どて煮も、味噌カツも、天むすも、鉄板イタリアンも
あんかけパスタも、手羽先も。全部名古屋だでね。」
ま~余計、行き辛いわ、思われるかも?やけどね。
「そうだ、名古屋に行こう!」JR東海 って、CMやったらええのに?