作品の中でも、語られてんねんけど。
「宝さがし」と、聴くとワクワクするんは、やっぱ男だけやろな~、思うねん。
男女差云うのか、興味の度合いってのは、ほんまは、人それぞれで、
何も性別によるもちゃうとは、思うけど。
こと、この問題に関して言えば、僕も、女子の話からは、聞こえて来た事は無い
男子特有のバカさ。なんや思う。
そんな話を、うまい事、サスペンスに絡めて、描いた物語がこれです。
大崎さん、原作の人ね、この人は、今でも子供の心を忘れてへん作家さんなんかも
しれへんな~。
昭和の男子なら、一度は観てるやろ、「徳川埋蔵金伝説」なる、テレビ番組
なんかショベルカーまで投入して、地面を掘り繰り返してた番組が、あったやん。
多分世の女性たちは、「何をバカな事してんの?」と、引いて見てはったか
即テレビを消してはったかもしれへんけど、
男子は、テレビにかぶり付きで、今か今かと、千両箱の発見を待ち望んだもんなんよ
それが、戦国武将には、付いて廻って噂になって、
過去も、未来も、探し求める人が絶えへん話やねん。
この物語では、武田の武将、穴山梅雪の隠れ里と、其処に埋められた武田の埋蔵金
この隠れ里を、探すべく、大学生男子が、生まれ育った山の奥に入って
探す、云うわけ。所が、話はそれだけや無いねん。
この山に、違う理由で、同じくお宝を求めて入って来る、悪党ども。
そのどいつが悪で、どいつが善良なる、山のべなのかも、判らへんねん。
ちょっと、スリルも有り~のお話です。
男子必見とは、言わへんけど、今でも「徳川埋蔵金」は、この日本の何処かにあると
信じてる人に、この物語をお薦めします。